2023.06.06
子ども達の心のふるさと『笹ヶ瀬川』。何気なく朝通ってみると、ナワシロイチゴの実がそこらじゅうで鈴なりに実っています!以前の笹ヶ瀬川プロジェクトでナワシロイチゴの実を美味しそうに食べていた子ども達。『これをジャムにして子ども達に食べさせてあげたらきっと喜ぶだろうなぁ…』と妄想が膨らみ、思いついたら即行動!季節のジャム作りスタートです。
まずは食材の収穫。無数の棘と顔を歪めながら格闘し、傷だらけになりながらも約200gの実を収穫できました。次に、それを園に持ち帰り、グラニュー糖と一緒に弱火で煮ていきます。最初は明るい紅色だった液体が煮詰めていくと徐々により深い紅色に変化。最初は途中で濾して種を取り除こうと考えていましたが、種があった方が食感も楽しいので、結局、一緒に煮詰めてジャムが完成。市販品も勿論美味しいですが、自分で一から作った感動に勝るものはありません。結局、再度笹ヶ瀬川に行き、100gを追加収穫しました。
できあがったナワシロイチゴジャムは3・4歳児クラスはヨーグルト、5歳児クラスはクラッカーにのせていただきました。「ちょっとすっぱいけどおいしい!」「ささがせがわでたべたあじがする」「すごい(ジャムが)かたまってる」など、子ども達はキラキラした目で食べながら、色々な感想を言葉で教えてくれました。そして大量に作った(つもり)ジャムは全てなくなり、作り手として、これほど嬉しいことはありません。今回の食育をとおして、笹ヶ瀬川の豊かな自然の恵みと美味しさを再確認した子ども達でした。これからも季節毎にメニューが変わる『身近な自然レストラン笹ヶ瀬川』で美食を楽しみましょうね。