2023.05.31
河津桜は2月上旬から開花し始める早咲きの桜です。この度、地域の方のご紹介で、第2園庭の自然環境に3本の河津桜が仲間入りしました。
元々地面に植えてあった桜なので、幹も太く、来年の春の開花が今からとても楽しみです。そして、昨日中国地方も早々と梅雨入り(昨年より2週間近く早い)し、昨日も今日もしとしとと雨が降っています。
雨が降って嬉しいのが第2園庭の植物たち。中でも、6月といえば『アジサイ』ですよね。ようやく美しい花をいっぱい咲かせてくれました。花の色がピンクということは、園庭の土はアルカリ性ということでしょうか…。
他にも、アカツメクサ、キキョウ、カワラナデシコなど、このところの雨と気温で一気に開花しはじめました。
栽培物では、トマトやピーマン、ナスがようやく小さな実をつけています。他にも今年はブルーベリーが大収穫の予感です。そして、園庭に凛として佇むヒメリンゴの木にもたくさんの実が生っています。梅雨が明けると夏野菜やブルーベリーの収穫、そして秋にはヒメリンゴの収穫と楽しみが尽きませんね。
園庭にこれだけの植物があると日々の管理やお世話は正直大変です。でも、それ以上に植物があるだけで大人も子どもも何故かほっとできたり、心がふわっと軽くなったり、思わず微笑んだり…人工物にはない天然の癒し効果が植物にはあるように思います。そして、子ども達にとって、身の回りに植物がある空間は、居心地の良さや穏やかな心の形成に少なからず影響していると思います。これからも植物を大切に、季節の移り変わりとともに、植物とその不思議な魅力を子ども達と一緒に楽しんでいきたいと思います。