2023.05.06
子どもたちが楽しみにしていたよもぎパン作り。昨年の年長児が作っていたようすを見ていた子ども達は「いつつくることができるのかな？」と待ち待ちわびていたようでした。先ずはヨモギ採りに出発！「いいいにおいがする！」「このはっぱはやわらかい」「ふわふわのがいいな」など、ワンダーパワー（５感＋心）を使って、新鮮で美味しそうなヨモギを収穫することができました。
採りたてヨモギを茹でると「くさい！」「スッとする」「いいにおい」と感想も色々。フードプロセッサーで細かくなったヨモギを見て「こんなに小さくなるんだね」と驚く子ども達でした。
その後、オリーブオイルやドライイーストなど、様々な材料の匂いを嗅いでみると「レモンの匂い」「納豆みたい！」と様々な感想があがりました。次に、保育教諭がリズミカルにパンをこねる様子に合わせて、元気に掛け声をかけながら応援をしてくれましたよ。
数日前に読んでいた絵本で、太陽のあたるところであたためると生地がふくらむ、ということをおぼえていた子ども達。
こねたパン生地を寝かせる時には、 「おひさまがあたるところに置いたらいいんじゃないかな」という声も聞かれました。実際に生地を太陽が当たる場所に置いていると、どんどん膨らんでおおきなパン生地に！遊んでいる間もパン生地が気になり、「様子を見てくるね！」とチェックしたり、友達に教えてあげたりする姿が見られました。
そして、おやつの時間の前になり、変化していく様子を見守ってきたパン生地を、いよいよ焼く時が！パン生地をこねこねして竹串に巻き付け、「べたべたするね」「むずかしい！」と言いながら、優しくパン生地を伸ばして『ぐるぐるパン』の準備完了。炭火でじっくり焼いて、よもぎぐるぐるパンが完成しました！「もちもちしてるね」「あついけど美味しい！」「ヨモギの匂いがするよ」と、どの子もヨモギの香りや味をじっくりと十分に楽しみながら味わうことができました。 自分達で収穫したヨモギで、自分達で作ったパンは格別に美味しい体験となったようでした。
春になって、園内でもイチゴや夏野菜も段々と実ってきます。今後もこうした旬の食材を使った食育体験をとおして、子ども達の記憶に残る体験を行っていきたいと思います。
