2023.02.16
2月も気付けば中旬、園庭の菜の花やロウバイが黄色い花を咲かせたり、チューリップの芽が地面からニョキッと出てきたり、 寒さの中にもどこか春の足音を感じる季節となりました。そんな中、年度最後の保育参観(0~2歳児クラス)を行いました。
0歳児クラスは、日頃から楽しんでいる歌やパネルシアター、また、今回は広いホールを使って、全身を使った遊びを楽しむようすを中心に参観していただきました。全員が1歳を迎え、多様な動きができるようになった子ども達は、マットの山や鉄棒、的当てやシール貼りなど、自分の好きな場所で様々な運動遊びや表現遊びを思う存分楽しみました。
1歳児クラスは、ペープサートや手作り楽器を使った遊び、そして、様々な素材に触れて遊ぶ描画活動を中心に観ていただきました。自分のクレパスを使って、色々な線や形を大きなキャンバスにダイナミックに描いて楽しんだり、タンポやローラーでコブタちゃんのお家の色づけを楽しんだり、シールや糊づけでは思い思いのデザインの動物を作って楽しんだり、園生活ならではの集団造形活動の面白さや発想の豊かさを、我が子の成長と共に、じっくりと参観いただきました。
2歳児クラスは、ホールで大型すごろくを用いた様々な遊び(歌、カルタ取り、おつかいごっこ)を中心に観ていただきました。歌では、2歳児らしく、皆で元気いっぱいに歌う気持ち良さを味わったり、カルタ取りでは、5~6名程の小グループに分かれて簡単なルールを守りながら皆でカルタ取りを楽しんだり、おつかいごっこでは、先生の話を聞いて、決められた商品と数を買ってくる遊びを楽しんだりしました。
当日はいつもの保育室ではない場所であったり、保護者の皆様に見守られる中といった普段とは違う環境の下で、子ども達はさぞ緊張したと思いますが、各クラス約40分間集中して、意欲を継続させながら保育活動に参加することができました。この経験を糧に、進級したクラスでも一人一人が良さを発揮して、それを全員で認め合いながら、すべての子どもにとって居心地の良い、陽だまりのようなクラスになってほしいと思います。ご参加いただきました保護者の皆様、年度末のお忙しい中、ありがとうございました。