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2023.01.06

七草粥をいただく

1月6日、1日早いですが、気持ち良い空の下、園庭で1月7日の『人日の節句』に食べる七草粥を作りました。この日を迎えるにあたり、ご家庭より七草(セリ・ナズナ・スズナ・スズシロ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ)を持ち寄っていただいた皆様、本当にありがとうございました。

この日は全園児が園庭に集まり、はじめに保育教諭から、七草や七草粥を食べることの意味についてのお話や、七草クイズがあり、子ども達は春の七草に興味・関心を高めてから、次に、年齢発達に応じて、包丁で切ったり、七草ばやしを皆で元気に歌いながらリズム良く棒で叩いたりして七草粥づくりに参加しました。

野菜を切り終えた後、鍋を火にかけ、沸騰後にダイコンやカブを入れて再び炊いていると、一端入室していた子ども達が2階の保育室からひょっこり顔を覗かせて「大根の甘い匂いがするよ~」と終始完成を待ちきれない様子でした。

ようやく七草粥ができあがると、この日は風もなく、ポカポカ陽気だったので3歳以上児のクラスは園庭とテラスで七草粥をいただくことに…。太陽の光と気持ちの良い風の中、春の若菜がたっぷり入った七草粥をいただき、子ども達のお腹も心も幸せいっぱいになりました。5歳児クラスの中には、自分たちで作った七草粥の味が良すぎて4杯もおかわりする子が複数名いましたよ。

旬の食材と季節が結びついた行事食は四季の変化を楽しむことができるこの国の文化です。これからも五節句や二十四節気などの節目を大切に、食を通じて子ども達に美しい文化やその由来を伝えていきたいと思います。


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