2022.11.26
2歳児クラスの子ども達は10月末にサツマイモ掘りをしてから、どうやってお料理して食べようかと考えていました。子ども達から出てきたのは、絵本などでも度々出てくる焼き芋!保育者たちは、そんな子ども達の思いを子ども達と一緒に作ることを通して叶えてあげたいと思い、園庭で焼き芋を作ることに…。
まず、子ども達がサツマイモを洗い、次に、焼いても水分と甘みが逃げないように、新聞紙に包んで水に浸します。最後に、火の中に入れても焦げないように、アルミホイルでしっかり包んで準備完了!お友達や先生たちと協力しながら準備しました。
「おいしくな~れ」としっかりとおまじないをして、おイモを保育者に焚き火台の中に入れてもらいました。「パチパチっておとがする」「けむりがおそらにあがってるよ」と、薪が燃えて焼き芋が出来上がっていくのをワクワクしながら見ていました。焼き芋は片面を20分づつ丁寧に焼きました。
そして、給食の後、子ども達の前で包みを開けてみると…ホカホカの湯気と一緒に美味しそうな色が出てきました。食べてみると「あまい!」「おいしい!」と喜びの声をあげる子ども達。春にツルから育てたサツマイモを、実りの秋に自分達で収穫し、旬の味覚を自分たちも参加して調理して、味わって、お腹もいっぱい、心も大満足の食体験となりました。