2022.11.19
秋から冬に近づいてきた11月の中旬に3歳児クラスの子ども達が、笹ヶ瀬川プロジェクトに出かけました。久しぶりのプロジェクトだったので、ワンダーパワー(五感+心)を使って自分がワクワクドキドキするような“いいもの”を見つけることを約束した後、散策スタート!
匂いのするヨモギなどの草、紫や青や緑などの色の実がなったノブドウ、赤い実のノイバラ、黄色い実のヘクソカズラ、紫色で蜜を吸うことができるホトケノザ、黄色い花のセイタカアワダチソウやカタバミやタンポポ、赤や黄や茶に色づいたナンキンハゼの葉、白い穂を付けたオギ、長くて太~いつるに大きな葉っぱを付けたクズなど、様々な色や形の植物を目を輝かせながら集めていました。また、同じ種類でも色や形が違うことに着目し、比較しながら選ぶ姿もありましたよ。
生き物では、雨上がりだったこともあり、カタツムリがいたり、ハムシやダンゴムシなどが見つかりました。見つけた生き物を友達同士で見せ合う姿がありましたよ。自然物を使った見立て遊びも盛り上がりました。エノコログサでコチョコチョしたり、歯ブラシに見立てたり、オギの穂を魔女やお掃除のほうきに見立てたり、コセンダングサをトナカイの角に見立てたり、子ども達ならではの豊かな表現遊びが見られましたよ。生き物を大切に扱ったり、想像力を働かせて見立てて遊んだりする中で、自然を通して友達同士の関係も深まっているように感じられました。
次回は冬に行く予定です。今日見つけた色とりどりの自然物は次回どのように変化しているでしょうか?季節の移り変わりを肌で感じることができたらと思います。