2022.07.05
6月17日(金)、今年度初めての5歳児・4歳児クラス合同で笹ヶ瀬川プロジェクトを行ないました。5歳児クラスは1週間前にクラスで散策に行っており、その時には自分でカメラを使い、気に入ったものを写真に撮っていました。(*詳しくは「初夏の笹ヶ瀬川を子ども目線で観てみると…」を読んでみてください。)その写真を使って『発見ビンゴカード』を作ることに決め、当日はそれを持って5歳児と4歳児のペアで手をつないで出かけました。
到着後まずは前回のプロジェクトで5歳児が見つけて食べた「ナワシロイチゴ」を皆で探して食べてみました。土手の堤防の向こう側に地面を這うように伸び、茎にはとげがあるもののラズベリーのような実を付けています。子ども達からは「あまーい!」「ちょっとすっぱい」「まだ食べたい~」など大きな反応がありました。小さな頃の何か特別な物を食べた経験は忘れられないものになったりしますよね。子ども達の心にも残ってくれたら嬉しいと思います。
その後は異年齢児のペアでビンゴカードを見ながら生き物や花などの植物探しをしていきました。見つけたものにはシールを貼っていきましたよ。バッタは1週間前よりもまた少し大きくなり草を分け入るとピョンピョン跳ねる姿が見られて、5歳児も4歳児もほとんどの子がつかまえることができました。
他にも生き物の生命が輝いていました。花の蜜を吸うツマグロヒョウモン(チョウ)やアゲハチョウ、カタツムリ、カマキリ、バッタ、ダンゴムシなどなど。5歳児が先につかまえて4歳児に見せてあげるようすもありましたし、4歳児も自分で探してつかまえて大切に観察する姿もありました。
草地の斜面で滑り台をしたり、様々な形の葉っぱを触ったり、匂ったりして味わったり、今回もワンダーパワー全開で楽しむことができました。ビンゴカードもあって異年齢児同士の仲が深まり、帰りも仲良く手を繋いで帰りました。夏、秋と季節が深まるにつれて成長したバッタやカマキリとまた会えるのが楽しみです。