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2022.06.07

4・5歳児 自然保護センター遠足

 4月や5月に予定していた 4・5歳児の岡山県自然保護センター遠足を6月1日に実施することが叶いました。センター内は新緑がとても美しく、緑の風が駆け抜け、気温も高すぎることがない中、里山散策をさせていただきました。ガイドは自然保護センターの阪田先生(写真左)と藤田拓矢先生(写真右)。皆で挨拶をして、先生方から危険な生き物についてのお知らせを聞いた後、クラス毎に出発です。

 5歳児クラスはむっちゃん先生(阪田先生)の先導で散策しながら『虫の原っぱ』へ向かいました。途中、準絶滅危惧種ササユリが美しい花を咲かせており、子ども達はうっとりと眺めたり、匂ってみたりしていました。

 虫の原っぱに到着すると服を着替え、池の中の生き物探し!最初は恐るおそる水の中に入った子ども達でしたが、慣れてくるとアミでしっかりと生き物を捕まえたり、捕まえた生き物を手で持って友達と見合ったりしました。あまりの盛り上がりに当初の予定より活動時間を延長したほどで、ここでしかできない体験となりました。捕まえた生き物はむっちゃん先生(阪田先生)から紹介していただきました。ドンコ、ドジョウ、コオイムシ、アメンボ、ニホンアカガエル、オニヤンマのヤゴなどきれいな水にしか生息しない生き物がたくさん見つかり、子ども達は喜びと感動を味わうことができました。

 4歳児クラスはふじ先生(藤田先生)と休憩広場でビンゴカードを使った自然物探しをしました。「この葉っぱは丸いよ!」などビンゴカードに書かれたお題を友達と一緒に探しました。中にはヘイケボタルを見つけた子もいましたよ。

 さらに足を延ばして湿生植物園へ。そこには世界一小さなトンボ『ハッチョウトンボ』がいました。目を凝らして探すと体長約2mmほどの赤色のオス、黄色っぽいメスを見つけることができました。他にもモリアオガエルの卵やセンターで飼育しているタンチョウ、水辺ではイトトンボ、アカハライモリ、アメンボ、ニホンアカガエルなどを見つけることができ、里山の自然の面白さに気づくことができたようでした。

 2クラスとも昼食(愛情たっぷりの手作りのお弁当)を挟んで午後までたっぷり散策し、最後はお楽しみのおやつをゆっくり食べてバスに乗って帰りました。コロナ禍でも里山は変わらずそこにしかない景色を見せてくれました。ようやく実施できた遠足でしたが子ども達の感動体験はその分とても大きなものだったように思います。次回のセンターへの遠足は秋から冬!自然保護センターの先生方、本当にありがとうございました。そして、次回もよろしくお願いします。

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