2022.05.20
園にはたくさんのヨモギが自生しています。今回は、食育実践でのパン作り第二弾として、ヨモギを使ってパン作り、お茶作りをしました。園や、笹ヶ瀬川などで子ども達が親しんでいるヨモギ。先ずはヨモギパン作りからスタート。
茹でたり、刻んだり、する様子を見て、匂いの変化にも気が付いていった子ども達。
ペーストになったヨモギを匂ってみると…「うわーくさい!」と言う子もいれば「いいいおい」と感じる子もいました。その他の材料を子ども達と確認し、今年購入したホームベーカリーに材料をセットして、スイッチオン!
パンが捏ねられている間に、次はヨモギ茶作り。フライパンで葉を炒り、お湯を注いで出来上がり!早速飲んでみると、「うわーすごいあじ」「ちょっとにがい…」独特の風味に驚く姿がたくさんありました。
おやつの時間になると、部屋中にパンのいい香りが漂ってきます。早く食べたい!と待ちきれないこどもたち。出来上がり、パンをカットすると…「きれいなみどりいろ!」「フワフワしてる」「湯気があがってるよ!」と興奮した声が聞かれました。食べてみると「うん、おいしい!」「ヨモギの匂いがいい匂い」と、作る時には想像できなかった味に出会えたようで、みんな喜んで食べていました。
園では身近な自然に触れる中で、五感で感じたり季節を感じることを大切にしています。 今回は身近な植物で、味付けや調理方法によって食べやすい味や優しい風味に変わっていくことを知ることができたようです。その食物の自体の 味を大切にしながら今後の食事でも味付けなどにも興味をもっていってほしいと思います。