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2022.06.21

梅雨の季節は生き物との出会いに溢れている

子ども達にとって身近で、かっこいい生き物”アメリカザリガニ”が園にやってきました。赤いボディに大きなハサミ、戦闘機のようなフォルムなど、どれをとっても子ども達の『かっこいい』にドハマりです。そんなアメリカザリガニですが、下記のように、今後は身近でなくなってしまうかもしれません。

(以下、環境省のHPより引用)アメリカザリガニは現時点において、外来生物法の特定外来生物には指定されていませんが、つきあい方には注意が必要です。令和4年1月に「中央環境審議会」で取りまとめられた「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律の施行状況等を踏まえた今後講ずべき必要な措置について(答申)」において、「アカミミガメやアメリカザリガニのように、(中略)侵略的外来種については、一律に飼養等や譲渡し等を規制するのではなく、輸入、放出並びに販売又は頒布を目的とした飼養等及び譲渡し等を主に規制する等の新たな規制の仕組みの構築や、各種対策を進める必要がある。」

子ども達は目をキラキラさせて「おっきい!」「ザリガニ!」といいながら勇気を出して指で背中をつんつんしたり、何人かはお父さん指とお母さん指を上手に使って持つことが出来たり、危うくハサミで指を挟まれそうになったり…自分よりも小さな生き物とのふれあいを楽しみました。

まだ1歳児クラスなので、当然ザリガニにとっては大きなストレスがかかったり、場合によっては今後命を奪ってしまったりすることもあるかもしれません。しかし、そうした体験の蓄積によって、子ども達は小さな命との向き合い方を感覚的に理解し、興味を持ち、やがて自分で調べたりする学びにつながっていきます。梅雨は色々な生き物たちとの出会いを楽しむ季節です。本物の生き物との関わりを大切に子ども達の情操を豊かに育んでいきたいと思います。

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